叢書

[叢書32]早稲田大学比較法研究所編『日本法の国際的文脈:西欧・アジアとの連鎖』(2005)
分類 タイトル 執筆者名
[序文] はしがき 木棚 照一 @-A
[論説] 総論−「日本法の国際的文脈−西欧・アジアとの連鎖」に寄せて 戒能 通厚 1-13
第1部:方法論 比較法社会論のパースぺクティヴ−資本主義・国民国家・市民社会と法 広渡 清吾 17-56
比較法社会論と「社会と法」比較の可能性−広渡報告へのコメント 石田 眞 57-60
明治日本の「法整備事業」とボワソナード 大久保 泰甫 61-85
法整備事業の今昔−大久保報告へのコメント 鎌田 薫 86-90
明治期の日本法学の国際的ネットワーク−穂積陳重・岡松参太郎とヨーゼフ・コーラー 石部 雅亮 91-103
穂積・岡松論に寄せて−石部報告へのコメント 浅古 弘 104-108
東アジアにおける日本近代法−思想連鎖と国民帝国の視点から 山室 信一 109-145
もう一つのユーラシアの岸辺から−山室報告へのコメント 早川 弘道 146-151
西欧近代の「普遍性」の射程−あらためて「戦後民主主義」論議の中から 樋口 陽一 152-165
人権と主権の弁証法−樋口報告へのコメント 楜澤 能生 166-171
不自然な約束事の普遍性−樋口報告へのコメント 中島 徹 172-177
第2部:日本法の比較法的位相 比較法学からみた日本法のアイデンティティ 滝沢 正 181-195
ヨーロッパにおける法の継受の観点から−滝沢報告へのコメント 笹倉 秀夫 196-201
現代家族と家族政策 利谷 信義 202-220
現代家族と家族政策−利谷報告へのコメント 棚村 政行 221-225
戦後占領下でのアメリカ会社法の継受 中東 正文 226-251
GHQ文書−二つ目のストーリーとは?−中東報告へのコメント 上村 達男 252-257
憲法9条解釈対立の源流 高見 勝利 258-278
憲法9条の成立過程の思想と論理−高見報告へのコメント 戸波 江二 279-287
第3部:展望−比較法学の課題 EU法の挑戦と比較法の課題 中村 民雄 291-330
比較法研究におけるEU法の位置−中村報告へのコメント 須網 隆夫 331-338
法務の国際化と日本弁護士の変容と課題−外弁法改正や法整備支援の経験から考える 上柳 敏郎 339-364
法務の国際化の下での日本弁護士の状況と役割−上柳報告へのコメント 浦川 道太郎 365-369